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2015年3月29日日曜日

千葉でラテンスポット巡り feat.ポタリング

今回は東京からもさほど遠くない千葉のラテンスポットをご紹介。


八千代市の村上団地。
最寄り駅:東葉高速線・村上駅




なんで村上団地?
工業地帯の近くに位置していて、
出稼ぎの外国人労働者が多く在住。
特徴はブラジル人とペルー人が多いこと。

そんな場所にラテンスポットが無いわけないんです。




そんな村上団地の中心にある商店街。
ハッキリ言ってシャター商店街ですw




そんな場所にあるのがモンテ・ヤマザキ
名前の通りヤマザキパンのお店。




外から見た感じは下町や田舎でよく見る商店。
でも中に入ると...






ブラジルの食材が所狭しと並んでる不思議なお店。
店内を奥に進むとブラジルグルメを提供するカウンター。




メニューもポルトガル語。




人気メニューは材料全部のせの巨大ハンバーガーX-LINGUICAだそう。
さすがにデカすぎそうなので、PAO C/LINGUICA C/QUEIJOを注文。

PAOはフランスパン。
LINGUICAはブラジリアンソーセージ。
QUEIJOはチーズ。




南米でお馴染みのグアバジュースも買って、
外にあるベンチでいただきました。


これがウマイんだわ。


ブラジリアンソーセージ、リングイッサは思わずご購入。

もう少し食べれそうなので....
RISOLES de QUEIJOを追加注文。

なんせ朝から何も食べずに30kmチャリ漕ぐと、
腹減るんです、それはもう。

RISOLES(ヒゾーレス)akaブラジリアンコロッケは
チーズを包んだじゃがいもを油であげたもの。



ウマくないわけないやんか〜。
や、これはもう一個食べたかった。

そんなブラジル料理を千葉で提供するオーナーさんがコチラ。




こんなにこてこてブラジル料理を提供するオーナーさん。

私「ブラジルに住まれてたんですか?」

オーナー「行ったこともないです。笑」


?!!!


30年前からヤマザキパンを提供する町の商店ですが、
ブラジル人の要望に応えてたら10年前頃から、こうなったそうで。

レシピはもちろんお客さん伝授。
きっと食材の品揃えもお客さんからのリクエスト。

オーナーと話している間も団地に住む南米系の子供がオツカイで巨大ハンバーガーを何個も購入してました。
気さくなオーナーさんで、地元に愛されているんだなーと。



ほっこり。



ごちそうさまでした。
また絶対来ます!!!


食後にはコーヒーを。
そんなあなたにオススメしたいのが、
近くにあるコチラのカフェ。








名前の通り、実際に東京の下町を走っていた電車を改装したカフェ。
車窓から動かない景色を見ながら、ゆったりした時が流れます。
あ、ラテンは関係ないですw





今回の旅の相棒がコチラ。




寄り道いっぱいのぶらり旅には、
ロードより気軽に乗れるミニベロがピッタリです。
ボリュームたっぷりのランチを食べ、
コーヒーで落ち着いた後は、
新川・花見川沿いのサイクリングロードがオススメです。




写真の左側、これ全部桜です。




残念ながらまだほとんど蕾でしたが、
いまかいまかとピンクに膨らんでます。

サイクリングロードいろいろ走りましたが、
風が強かったり、
意外と代わり映えのない景色で、
飽きるんです。

でもここは、川の畔に小さな畑が並んでいて、
作業しているおばあちゃんとか、
釣りしてるおじさんとか、
ギター弾いてる若者とかいたりして、
飽きません。


今のところ一番好きなサイクリングロードかも。

ず〜っと川を下ると幕張です。
三井アウトレットパーク幕張で買い物も♪
ちょっと買いすぎたかな...?



いつもの春にも、
ラテンのエッセンスを。
きっとちょっぴり違う春になる。


Natsuko

2014年9月29日月曜日

メキシコチックなオブジェの作り方☆

 メキシコ雑貨にインスピレーションを受けて手作りした
イニシャルウッドのオブジェ。
その制作の裏側を大公開☆


完成品がコチラ。



【材料】
イニシャルウッド
アクリル絵の具
筆(太め&細め)
マニキュアのトップコート


今回使用したイニシャルウッドは300均一の3coinsで売られているコチラの商品↓
2つで300円です。


自宅のバーカウンターに飾るべく、
今回はこの中からSALUDを選びました。
スペイン語で『乾杯!』という意味。

まずは、
バランスよくカラフルに
太めの筆でメインカラーを塗って
完全に乾かします。

デザインはGoogle imageで「メキシコ 雑貨」と検索し、
コチラのイメージを参考に少しアレンジ。



『S』

メキシコの市場で良く見かける
チープでカラフルなお皿から、
王道の唐辛子柄。
黄色をベースに真っ赤な唐辛子をペイント。




『A』

メキシコのクロス型の壁飾りから、
ドットの花がら。
このデザインはメキシコ雑貨に良く見ます。
爪楊枝の後ろの太い方にたっぷり絵の具をつけながら
ドットを書いていきます。




『L』

同じくクロスの壁飾りより
花がら。
緑の茎を書いてからお花を描いて
白い筋を足していきます。




『U』

同じくクロスの壁飾りから
花がら。
今度は大きめに丸を描いて
その上に少し小さめの丸を重ねます。




『D』

またもやクロス型のオブジェから、
花とドット。
赤ベースに水色の花とドットと
黄色い網目模様のようなものを
描いていきます。



1日ほど乾かし、
念のためトップコートを塗って完成です。


メキシコの雑貨はハンドペイントのものばかり。
だから、意外と簡単に描けてしまう柄も多いんです。
ポイントは反対色を多用すること。

赤と緑、
青とピンク、
黄色と赤、

なんかはとてもメキシコらしい配色だと思います。

メキシコ雑貨はかわいいけど、
日本で買うと高い...
なかなか売ってない...

そんなあなた!

時間が空いた時に
手作りしてみてはどうでしょうか♪


あなたの生活空間にラテンのエッセンスを!

Natsuko



2014年6月23日月曜日

アーティスト"Calle 13"の光と影


“Soy América latina, un pueblo sin piernas pero que camina”
「足は無いけどそれでも歩いている、俺はそんなラテンアメリカさ。」

今年3月に新作のアルバムを発表したばかりの
プエルトリコ出身の社会派バンドCalle 13(カジェ・トレセ)の曲
義兄弟のレシデンテ(Rene Perez Joglar)と
ビシタンテ(Eduardo Jose Cabra Martinez)で2004年に結成。
ラテングラミー賞は最多の19個受賞、南米全土で人気がある。


レシデンテ(Residente)は居住者、ビシタンテ(Visitante)は訪問者という意。
2人が2歳のときに義兄弟となった2人だがその後両親が離婚。
Reneが引っ越した先はゲーテッド・コミュニティと呼ばれる塀で囲まれた居住区だった。
治安が悪い南米にも多くあり
ゲートには警備員が配置されていて入場する際にResidente? Visitante?と聞かれる。
そこからきたジョーク混じりの名前で
バンド名のCalle 13は住所が13ストリートだったからだ。

レゲトンをベースにした軽快でキャッチーな曲調に風刺色の強い鋭い歌詞。
そんなギャップがラテンアメリカらしさをよく表している。

「君のおへそを舐めさせて♡」みたいなレゲトンらしい曲ばかりかと思いきや、
南米の腐敗した社会や政治を訴えかけるものがそれ以上に多い。

彼らは自分たちの事を

too poor to be rich and too rich to be poor"
(金持ちになるには貧しすぎるし貧乏になるには金持ちすぎる)

と表現している。
実際に母は舞台女優で父は弁護士、彼ら自身も学士を持っていて、
チャラチャラとしたルックスと違い歌詞からは知性を感じる。

キャッチーな音楽で注目を浴びた彼らはその名声を利用し社会問題を扱う様になる。
踊りたくなるような軽快な音楽と悲痛な現実を突きつける音楽、
その両方が一つのアルバムに収録されている。
曲調はレゲトンだったりラテン系だったりするから
意味を考えずに聞いているとラテンに帰ったような明るい気持ちになるのだが、
歌詞を読み解いてみるとそこにはラテンの影が色濃く感じられる。

彼らの曲 『La Bala(銃弾)』の中で彼らはこう歌っている。

Hay poco dinero, pero hay muchas balas(金は少ししかないが、銃弾はたくさんある)
Hay poca comida, pero hay muchas balas(食料は少ししないが、銃弾はたくさんある)
Hay poca gente Buena, por eso hay muchas balas(いい人は少しいない、だからたくさんの銃弾がある)
Cuidao’ que ahi biene una(気をつけろ、ほら銃弾が来たぞ)

明日の心配なんてせずに明るく今を楽しむ気質のラテンの人々は
私たちには楽天家で羨ましく見える。
それは逆に、危険と隣り合わせのラテンの人々は明日が無いかもしれない、
だったら今楽しまなきゃと潜在的に感じているとも言える。


独立運動とCalle 13

Calle 13はプエルトリコの独立運動にも深く関わり 『Querido F.B.I』がその代表曲。
プエルトリコは400年もの間スペインに支配されその後アメリカの手に渡り統治が続いている。
1898年にはプエルトリコの自治政府が誕生し独立に近づいたと思った矢先に
米西戦争が勃発し負けたスペインは領土の一部をアメリカに割譲、
プエルトリコはその犠牲になりアメリカ領土となったのだ。
独立運動を率いていた人民軍(通称Los Macheteros)は
アメリカにテロリスト集団として扱われ、
その指揮者であるフィリベルト・オヘダ・リオス(Filiberto Ojeda Rios)は
何年もの間、指名手配される。
後にF.B.Iによって殺されるが、
銃撃を受け意識のある中、何時間もの間血を流しながら死に絶えたという。
これを不当だと訴えた『Querido F.B.I(親愛なるF.B.I)』は
事件の30時間後にネットで無料配信された。


  • 社会問題とCalle 13

Calle 13が歌の中で扱う社会問題の中でも最も知られているのが警察の暴行問題。
南米では警察の社会的地位は低く給料も低い。
警察が腐敗しているのは南米では周知の事実だ。
Rene自身も親友が犠牲になっている。
交通違反で逮捕された親友は手と足に手錠をかけられ
3人の警官に何時間にも渡り暴行を与えられ死亡したという。
その事件を歌った曲が 『Tributo a la Policia(警察への賛辞)
Calle 13はこの曲を入れたCD、2万枚を警察本部の前で無料配布した。

彼らは言う。

弱い者(社会的弱者)は武器を持つ。
俺らは武器の代わりに曲を書く。

南米で社会的メッセージを発信するのは命がけだ。
実際に彼らは殺害予告を何度も受けている。
それでも醜い現実に真っ向から向き合いながらメッセージを発信し続ける彼らが、
ただただハッピーでおバカな曲もたくさん生み出している。そこが彼らの魅力だと思う。

バカっぽくて大好きなのは


やっぱり私はハッピーな曲が好き。
実際にラテンでもチャートに乗るような彼らの曲はハッピーなものばかり。
でも、そんな光の裏に根深い影がある。
それでも影を跳ね返す様なラテンの陽気さ、
その強さをこれからも探っていきたいし伝えていきたい。
かつて私が救われたから。


“Soy América latina, un pueblo sin piernas pero que camina”
「足は無いけどそれでも歩いている、俺はそんなラテンアメリカさ。」


明日を憂い、
悲観しがちな日本人に、
ラテンのエッセンスを。



Natsuko